デザインと実用性 〜スポンジの未来を想う〜

北陸新幹線開業からもうすぐ1年を迎えようとしています。
北陸の文化や食への関心が寄せられ、
東京の友人によると、北陸の伝統工芸をテーマとしたイベントが多数開催されているようです。
地元が注目され、地元の良さを感じていただけることは、とてもうれしいことです。

そんな全国からの関心が集まっている中、
金沢21世紀美術館でも、2月2日~7日の6日間、《 NIPPON MONO ICHI 》というイベントが開催されました。
北陸の伝統技術を生かして新しいものづくりをされている企業や作家の製品(作品)の展示会でした。

異質な素材を組み合わせた新しい感覚のもの。
伝統工芸という枠にとらわれない新しいもの。
独自の「優れた技術」に、計算された「デザイン」と「実用性」を融合したもの。

伝統工芸が廃れていく背景には、後継者不足、時代に合わない、需要がない、などといった問題があるようですが、
展示されていた作品からはそういった暗いイメージは一切感じず、
むしろ斬新、洗練、革新といったものが感じられました。

私が個人的に気に入った作品をいくつかご紹介します。

nippon mono ichi-3.JPG

これはリボンで作られたボウルです。
リボンの断面の美しさを活かしつつ、シンプルなデザインと色彩の美しさに目を引かれました。

 

nippon mono ichi-8.JPG

錫で作られたかごは、錫の柔らかさを利用し、自在に形を変えることができます。
こういった技術を用いて、遊び心のあるものづくりには大変興味をそそられます。

 

北陸カラーフォームの製品は、伝統工芸品とは違いますが、
ものづくりといった面ではとても参考になるものが他にもたくさんありました。
弊社のスポンジやゴム板などの加工品の大半は工業部品なので、
人の目にさらされなかったり、あまり注意を引くようなところに使用されていないものもあります。
陰で主人公を支える脇役にまでもなれない舞台装置のような、縁の下の力持ち的な要素が強いかもしれません。
でも、デザインの美しさだったり、実用性だったり、お客様に楽しんで使っていただけるような、
随所に「あっ!!」とか「おっ!!」という驚きや面白さの感じられるものも作りたいです。
いつもそんな気持ちでものづくりに向き合っています。

” Innovation of Sponge!! Innovation of Life!!”

(壮大過ぎたかな。。。)

 

 


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